２歳コース

ことばを得る大切な時期に、絵本を通じてたっぷりと幸せな時間を。

子どもたちは、言葉という道具を得ることで、外の世界との関わりを大きく発展させていきます。知ったこと、感じたことを言葉を使って認識し、また自分の言葉で自分以外の者に伝えることの喜びを見出していきます。まさに言葉を習得するこの時期に、たっぷりと良質な絵本を読んであげることが子どもの成長にとってどれだけ好ましいか、論を待たないでしょう。日々、貪欲に言葉を吸収していく子どもに、磨かれ鍛えられた珠玉の言葉をたくさん与えてあげてください。

そして、親子で絵本を通じた幸せな時間を過ごすことで、「絵本は楽しい」と感じられるようになります。そう、絵本は大人と子どものコミュニケーションツールなのです。子どもたちにとっては、絵本の内容はもちろん、誰にどんな風に読んでもらったか、楽しかったか、という「幸せな時間」の記憶が残るものです。読み手自身が楽しんで読んでいると、その楽しさが伝わります。そういう意味で、ママやパパが楽しいと思える絵本を見つけることをおすすめします。

子どもと絵本を楽しむ、という習慣を作っていくことで、大人にとっても人生をより豊かにすることができます。一緒に絵本を読んで、子どもと言葉と笑顔のやりとりをすることで、なにより満たされた気持ちになれるのです。特に子どもと過ごす時間が限られがちなパパにとっては、子どもの笑顔や、子どもとコミュニケーションがとれているという充実感で自身のストレス解消にもなるのです。

たくさんの素晴らしい絵本が皆さんを待っています。子どもが小学生になって一緒に絵本を読んでくれなくなるその日まで、皆さんはこの「幸せな時間」を楽しむことができます。